かのや寿自動車学校 設立の経緯
2014/09/30 Tue. 17:27 [edit]

鹿屋寿自動車学校の前身は、株式会社水口工務店という建設業です。創業者水口住則(写真右端)は、戦後、株式会社水口工務店を設立。戦前も行っていた請負工事を再開し、製材業、瓦製造業も手がけるようになります。

現在の鹿屋市寿二丁目。ミネサキスーパーから県道を挟んで反対側の位置。

瓦製造工場の様子。
35歳の頃、運転免許が必要になったため、免許試験場通いが始まりました。当時、運転免許の出張試験場(現在の鹿屋農業高校前)が、工務店から歩いて5分の所にありました。
しかし、意に反して、なかなか試験に合格できませんでした。4回、5回までは工務店の職人達も「今日はどうでした?」と聞いてきたそうですが、9回10回と不合格になるうちに、誰もそのことを口にしなくなりました。不機嫌な顔で帰ってくる日々が続き、14回目にようやく合格できたのです。
住則はこの時の経験が、よほど悔しかったようです。免許を取得したいのに、試験が難しくて諦めている人は自分以外にも多くいるはずだと考えました。
この時、車の運転練習ができる場所を作り、免許取得を志す方々のお役に立とうと、自動車練習所を作ることを決意します。
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